代表者挨拶

はじめまして。 

一般社団法人ホイクタス代表理事の石井と申します。

ホイクタスは「社会で子育てする文化を作り、保育に関わるすべての人の未来を幸せにしていく」ことを目指し、保育士、そして保育者の方々が子どもと接する中で直面する困りごとを他の保育者と一緒に共有し、考え、行動し、より良い保育へとつなげていくものです。

なぜ、保育士は社会から評価されていると感じないのか

私は約20年間、保育園で仕事をしてきました。

その中でいつも考えていた事の一つに、いかに、保育士たちのやり甲斐を引き出し、社会的地位をさらに上げていく事が出来るかという事があります。

2019年の経済協力開発機構(OECD)による保育士や幼児教育に携わる幼稚園教諭らを対象にした国際調査結果では、「社会から評価されている」と感じている割合は日本は3割で、分析対象の8カ国中で最も低かったそうです。

給料の低さが原因と言われる事が多いかもしれませんが、私は保育園での生活を通じて、保育士自身の価値を感じられる場や機会が少ないのではないかと考えています。

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保育士の価値は高いと言える理由

保育士の仕事を、「大変だね」「偉いね」と言われる方は多いです。

確かに、「大変な仕事」です。

しかし、それは、肉体的、精神的なものではなく、保育士の方々が日々接している子供達が成長し、社会に出た時にある社会を作る担い手であるからだと思います。

育った環境、親、一人ひとりが全く異なる人生をスタートさせている中で、いかに子どもたちをそうした夢ある社会創造者の一員として送り出せるかを考え実践するクリエイティブな仕事が保育の仕事です。

2000年にノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン米シカゴ大学経済学部特別教授が指摘した「5歳までのしつけや環境が、人生を決める」など、幼少期の環境や教育が大きな影響を与える事は近年の研究でも明らかになっています。

その研究結果をその通りだと断言する事は出来ません。しかし、家庭以外で初めて長時間過ごす場所こそ保育園であり、子供達の成長に寄り添う、親以外の大人が、保育士です。

ホイクタスが実現する未来

ホイクタスが多くの方々に受け入れられると、子ども達にさらに質の高い保育が実践され、保育士の方が働く保育現場の環境、そして多くの家族が悩む育児が今よりもちょっとだけでも良いものになっていきます。

そして、多くの保育士がいきいきと自信を持って保育に取り組み、子どもの幸せな未来に帆走していくと、それは、次第に豊かな社会作りの土台になっていきます。

・・・さて、挨拶も長くなってしまいました。(笑)
最後になりましたが、この文中、そしてホイクタスの中で、保育士と書かせて頂いています。しかし、このサービスの対象は、保育士という「資格」を対象にしたものでなく、保育に関わる全ての方つまり保育者です。

「社会で子育てする文化をどうしたら作れるのか?」

このとても難しい問題を多くの保育者、そして保育に直接の関係が無いという方、全ての方々と一緒に考え、社会全体で保育を行っていく文化を共に作り上げたいと考えています。

賛同してくれる方も、違和感を感じる方も、ぜひお気軽にご連絡していただき、話をさせてください。
よろしくお願いします!
 
iiiiii

更新日: 2021年02月28日